6年間コラムニストのポップな人物画

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著者: 髙木壽夫

商品コード 978-4865612769

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発売日 2023年1月1日

通常価格(税込)1,500

販売価格(税込)1,500


西武線所沢駅前に小さなお店のジャズ喫茶『スワン』(SWAN)があった。私はいつしか学生時代(武蔵野美術大学)の頃よりジャズに魅かれてお店に通い始めることとなる。そこでは常連客や仕事帰りの客など、コーヒーや酒を酌み交わしてはとりとめもないお喋りに花を咲かせていた。カウンターのバイトの女の子、ちょっと色っぽかったママ。ユーモラスな威厳を漂わせたマスターなど。様々な人間模様がおりなす気ままな時間に贅沢なジャズの音色が優しく流れていく~。時には真面目なジャズ談義で盛り上がることもあった。職場とはまるで違った異空間。所沢市内の中学校で美術教師をやっていた私は、よく学校帰りにその店に立ち寄った。そんなある時、今回のコラムでお世話になることになる彼に出会った。東京新聞の記者で、元フクニチ新聞の記者でもあり、福岡出身の私と佐賀の彼、同じ関西の大学出身、年齢は私のほうが少し上で、ほぼ同世代の彼に妙に親近感がもてた。或る時、厚かましくもその彼に「新聞に学校の記事書かせてくれないか?」と聞いてみた。すると彼は即座に「やりましょう」と言った。飲み屋で知り合って間もない中学校の美術教師の私に新聞コラムを任せるとは! 正直、その時は彼の決断の速さにただ驚いた。私にとって新聞のコラムを書くことはもちろん初めてのこと。始まってみると原稿になんの制約もなく、添削もされずにそっくり載せてくれた。その頃は、書ける喜びはあっても、締切に追われることはなかった。今から考えてみると、私は最初の大学(大阪市立大学)でジャーナリズム研究会に入部、先輩、後輩で新聞社に就職した者もいたが、何時も授業をサボっては部室でだべっていただけで、何か将来の足しになるようなことなどやった記憶もない。ただ、周囲は学生運動が盛んな頃で、何かと世の中に物申す癖が身についていたのではと思ったりしている。今となっては、どうして彼に「新聞コラムを書かせて!」と頼んだのかもはっきりしない。
さて新聞コラム(原題は『チャイム・学校から』)は平成8年(1996年)10月から平成14年(2002年)11月までの6年間で、月1回で72編が掲載された。その間私は、市内の狭山ヶ丘中学校と上山口中学校にお世話になった。一方で、新聞の切り抜きを、今、眺めてみるとコラムにつけられたイラストのカットが素晴らしいのに感心した。私はコラムを本にするにあたって、イラストのカットもそっくり再現し当時の熱気を再度甦らせることが大切に思えた。このイラスト私が美術教師なので自分でカット描いたのではと思われたりしたが、プロのイラストレーターの方が描いて下さっていた。キャッチコピーや見出しも素晴らしく、東京新聞編集部の方、そしてイラストレーターの方にはあらためて感謝の気持ちでいっぱいです。今回のコラムで平成の当時の学校の様子、世相や日本の教育や文化状況が少しでも垣間見ることが出来れば幸いです。
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