私は、九州大学に二〇年、佐賀大学に一八年、福岡女子大学に五年、体育の教員として勤務しました。二〇一六年三月、合計四三年間の長きにわたった勤めを無事に終えて、定年を迎えることができました。たいへん有難いことであったと思っています。
さて定年を迎えた人なら誰でも、その後の人生をどう生きていくかという問題に直面します。定年後の人生は人さまざまでしょうが、つまるところ好きなように生きていけばいいわけです。私の場合は、最終的に七〇歳で退職となったので、定年後というのは七〇代から始まりました。私は、やりたいことが自由にやれる定年後の人生を密かに心待ちにしていました。そして今日まで、二つのことにチャレンジしました。一つは、ニュージーランドへの留学を決行したことです。この留学は、佐賀大学在職中に計画していたものです。もう一つは、バイクで九州一周の旅をしたことです。バイクは中学・高校時代に家業の手伝いを兼ねてよく乗っていました。その後長いブランクを経て、定年後になって再び乗り始めました。そのうちに、遠くまで出かけるツーリングがしたいと思うようになった次第です。
最近、日本人の寿命が延びてきたことを背景に、七〇代や八〇代の生き方に焦点を当てた書籍が何冊も刊行されています。ほとんどブームといっていいくらいです。私も、七〇代でチャレンジした留学とバイクの旅について、これらの計画と実行、その過程で経験したことや感想などをまとめて本にしようと思い立ちました。一応、完成した原稿を読んでみて感じたのは、もう一つか二つ新たなチャレンジを加えた方が、話題が増えていいのではないかということでした。しかしそのことを待っていたのでは、あと何年かかるかわかりません。一方、当然のことですが私に残された時間はだんだん少なくなっていきます。そのため、今の時点で何とか出版できればという思いを強くしました。そこで本書では、七〇代のチャレンジはもとより社会生活を送る上で、その土台となる「健康づくり」について一章を設けることにしました。この章は、私がこれまでに著書を通じて発表してきた内容を、部分的に取り込みながら新たに加筆修正したものです。
最後になりましたが、本書の出版に際して花書院の仲西佳文さんには本の体裁や表紙のデザイン、各章の構成について適切な助言をしていただくなど、たいへんお世話になりました。ここに厚くお礼申し上げます。
令和四年一一月三〇日
金 崎 良 三
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