東アジアの砂漠化進行地域における持続可能な環境保全 (九州大学 東アジア環境研究叢書Ⅶ)

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著者: 大槻 恭一 (著), 鹿島 薫 (著), 安福 規之 (著), 古川 全太郎 (著), 宮本 一夫 (著), 佐藤 廉也 (著), 多田内 修 (著), 東アジア環境研究機構 砂漠化防止グループ (編集)

商品コード 978-4865610277

サイズ 21 x 14.8 x 2.5 cm

ページ数 203

発売日 2015/3/20

通常価格(税込)2,200

販売価格(税込)2,200

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乾燥地は陸地の41パーセントを占める20億人もの人々の故郷である。このうちの18億人が開発途上国の住人であり、砂漠化の脅威に脅かされている。砂漠化とは「乾燥、半乾燥、乾燥半湿潤地域における、気候変動および人間の活動を含む種々の要因に起因する土地の劣化」として定義されるが、これが飢餓、貧困、そしてそれらに起因する社会的、経済的、政治的対立を生み出し、これらが一層の貧困化と土地の劣化を進める原因となっている(国連砂漠化対処条約事務局UNCEED web site より)。
地球規模の気候変動に加え、過剰耕作、家畜の過剰放牧、森林の破壊、過剰な地下水揚水と不適切な灌漑網の構築が砂漠化を加速させているが、これらの地域における土壌流出の防止、生態系の回復、水資源の有効利用と持続的な農業活動をどのように進めるかが、重要な課題とされている。
九州大学東アジア環境研究機構では、砂漠化防止グループを組織し、中国黄土高原、モンゴル、中国ウイグル新疆自治区から中央アジア諸国において砂漠化防止に関する国際共同研究を進めてきた。本研究の大きな特徴は、風上・風下論を超えて、東アジアの環境安全保障のための新しい国際共同研究の構築をめざしていること、文理融合型の学際的共同研究によって水資源の変動を復元しようと試みている点にある。

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