小学校「外国語活動」における英語習得の実態

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著者: 堀尾 邦子

商品コード 9784865611557

サイズ 14.8cm × 21cm

ページ数 267

発売日 2019年3月22日

通常価格(税込)2,750

販売価格(税込)2,750

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2011年度から現行学習指導要領の施行により、全国の公立小学校で外国語活動が指導されている。2009年度からの移行期間より以前にも、自治体により、学校により、指導内容・方法・指導時間にバラつきはあったが、小学校英語教育は全国の公立小学校で何らかの形で実施されていた。本研究対象校のある北九州市でも、2003年度から多額の予算をかけて市立小学校全校にALT(Assistant Language Teacher)を派遣し英語教育を推進するという独自の教育を実践してきた。
文部科学省の意向としては、本活動の目的は学習内容の定着を図ることではなく、あくまでも体験活動を重視するものである。しかしながら、児童は、この非常に限定された環境の中での学習にも拘らず、英語音声に体験的に慣れ、英語知識を少しずつ身に付け、英語による挨拶やコミュニケーションが僅かながらできるようになってきている。また、活動内容や外国人との交流活動を通して言語面のみならず外国の生活、習慣、行事、考え方などにも触れ、体験的に自国と外国との文化の違いに気付き、少しずつ理解し始めている。その児童の英語の習得状況について音声・形態・統語・語彙・語用のレベルで明らかにしていきたいと考える。修士論文では、北九州市と福岡市の英語習得状況を比較してみた。その結果、自治体の教育方針や各学校・学級での指導方法の違いはあれども、2年間で70時間に及ぶ外国語活動の学習を通して、児童は、それぞれに少しずつ英語音声に慣れ、英語理解が進んでいることが実証された。
そこで、児童の英語習得過程について明らかにし、効果的な指導の参考になるようにしたいと思い本研究に取り組んだ。

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